2025年3月31日
物流業界では「物流の2024年問題」により、輸送能力の低下が課題となっています。これは、2024年4月から適用されている、トラックドライバーの時間外労働の上限規制などが影響しているためです。また、長距離ドライバー不足も深刻な問題の一つとなっています。(※)そうした状況のなか、輸送の効率化とコスト削減を同時に実現する手段として注目されているのが「スワップボディコンテナ」です。スワップボディコンテナは、従来のコンテナ輸送と比べて柔軟性が高く、稼働率の向上が期待できます。本記事では、スワップボディコンテナの基本的な仕組み、従来の輸送手段との違い、政府の取り組み、導入するメリットなどを詳しく解説します。※出典:全日本トラック協会,知っていますか?物流の2024年問題,p2